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🕊バードフラジオレット🐤

先日、リコーダーの修理をしてもらいに、リコーダー製作家・石館知子さんの工房へ行って来ました。

そこで、とても可愛らしい楽器を借りてきました♪

その名は、バードフラジオレット🐥

今回、借りた楽器の大きさは、リコーダーペンと同じくらいのとても小さな楽器です。

フラジオレットは、音の出る機構は、リコーダーと同じフィプル式で、17〜19世紀頃まで、手軽に楽しめる管楽器としてヨーロッパで人気があったそうです。

イギリスでは、ピューリタン革命後の王政復古の立役者の1人である17世紀のイギリスの政治家サミュエル・ピープス(1633ー1703)が、好んで演奏していた様子を彼の日記「ピープス卿の日記」の中でも触れています。

パブで: 様々な歌を歌って楽しんだ。フラジオレットも演奏し、次々と沢山の曲を歌って9時までそこにいた。(1659年1月16日)

公園で: セント・ジェイムズ公園まで行き、フラジオレットを吹く。陽光がとても気持ちの良い朝であった。(1659年2月2日)

仕事場で:午後は執務室で書き物、そしてフラジオレットを吹いて過ごした。(1660年5月1日)

ヘンリー・パーセルもこの楽器のための作品を残していたり、

ヘンデルは、この楽器をオペラの中でも使っています。

《Lascia ch'io pianga(過酷な運命に涙を流し)》が入っているオペラ<リナルド>の中の第1幕第2場で、リナルドの恋人アルミレーナのアリア《Augelletti che cantate(歌を歌っている小鳥たち)》は、まさに小鳥と戯れ、会話をしているようなアリアですが、その時にこのバードフラジオレットが使われたそうです。

名前の通り、音は小鳥の鳴き声にも似ており、この楽器で小鳥に音楽を教えていたこともあるそうです。

その調教用、また、楽曲としても楽しまれていた曲集に<小鳥愛好家の楽しみ>があります。森ひばり、カナリア、ウソ、ナイチンゲールなど様々な小鳥の名のついたソロ小品が収められています。

この曲集の作品は、ソプラニーノや、クライネ・ソプラニーノなどの小さなリコーダーでも演奏しますが、本来は、このバードフラジオレットのための曲集なので、今回、この楽器を借りてきたのを機に練習してみようと思っています。

そして、フラジオレットには、大まかに楽器のスタイルとして2系統あるそうです。

1つ目は、今回借りてきたフレンチフラジオレット。上記と左の写真のように、

前面には4つの穴、後ろには、2つの穴が開いており、リコーダーとは少し運指が違うので、混乱しないように練習しなくてはなりません。

もう1つは、下の写真のイングリッシュタイプ。これは、ティンホイッスルなどと似ており、前面に6つの穴があり、後ろ面には穴がないタイプです。

フラジオレレットには、この小さなバードタイプと少年の絵にあるようなソプラノリコーダーくらいの少し大きめタイプ、国や時代によって進化したタイプなど様々有るようで興味深いです。

この絵は、17世紀フランスのもので、フラジオレット題材にした珍しい絵だそうです。

いずれ吹けるようになりましたら、このHPにも動画をアップしたいと思います♪

そして、今回は、番外編?ミニチュアリコーダーのおまけ付きで🌟

これらの楽器は、日本の家具職人の方などが作ったそうです。

そして、おもちゃなどではなく、きちんと音が出て、音階も演奏できる優れものです。

指穴は、楽器が小さいので1本の指で3つほど塞ぎます。

私もこのミニチュアリコーダーを1本頂いて持っていますが、演奏も出来ますが、まさに小鳥のさえずりのような可愛い音がするので、効果音的に使っています。

いずれにせよ、このミニチュアリコーダーを作った日本の職人さんは、本当に素晴らしいと思いますし、技術の高さを実感する作品だと思います😊

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