地元に根ざした活動も♪


気が付けば、8月も終わろうとしていますが、やっと7月の古楽アンサンブルgmtコンサートシリーズの様子を書きます(汗)

gmtは、地元に根ざした活動も大切にしている古楽ユニットで、リコーダー、歌 細岡ゆき、ソプラノ 小倉麻矢、ヴィオラ・ダ・ガンバ なかやまはるみ、チェンバロ 矢野薫で構成されています。

このユニット名の由来は、活動を開始した2013年に大変人気を博したNHK朝ドラ”あまちゃん”の中で、地元を大切にするアイドルグループGMT6,GMT7という設定があり、地元に根ざしたコンセプトが同じだったことから、シャレもあり、一時的なつもりで付けたのです、思いの外覚えてもらったのでそのままの名前になっています・笑

さて、なぜ、その地元に根ざした活動をしようと思ったか。

突然ですが、私は、数年前に、現在在住の神奈川県・平塚市へ越してきました。

越してくるまで、自分にとって平塚の情報はほとんどなく、海が近い場所、サッカーチームの湘南ベルマーレがあるくらいの知識でした。

ただ、実際、住み始めると、海が近いだけではなく少し内陸に入ると山もあり、自然的な環境も良いのと、美しい美術館や、プラネタリウム併設の博物館があったり、大きな運動総合公園があったりと、とても良い文化施設もあり、魅力的で住みやすい街だと感じました。

これからここに住んで行くことになると思った時に、自分の音楽活動のことも考えました。

若干、都内や、横浜まで距離があるので、この文化的な地元で身近なコンサートを企画できないか、

肩を張らずに、近所で、気軽に、古楽が聴ける環境を作れないかと思い立ちました。

そこで、少し落ち着いた頃に、どこか古楽に合いそうな場所はないかと探していたところ、偶然見つけました!近所の環境を知りたいと散歩をしていたら、自宅から徒歩10分ほどのところに、とても可愛い八幡山の洋館を発見♪

ラッキーなことに、その洋館は市の文化財で、貸し出しもしてくれ、演奏に使えそうな部屋のキャパも丁度良く、響きも悪くなかったことから、そこを借りてコンサートをしてみようと思い立ちました。

そこで、いつも信頼を置いている音楽仲間、チェンリスト矢野薫さん、ヴィオラ・ダ・ガンビストなかやまはるみさんへ声がけをして、私も含めた器楽陣3人ではじめたのが、このグループの最初の地元に根ざしたコンサートでした。

その後、ソプラノの小倉麻矢さんにも入ってもらい、今のメンバーとなりました。

2回目からは、古楽器の音、古典派以前の音楽の魅力を大人のみならず、お子さんにも聞いて、楽しんでもらいたい、また、育児中のお母さんもお子さんと気兼ねなく音楽が楽しめる環境を提供したいと思い、大人向けのコンサートと、親子向けのコンサートを分け、どちらの部もそれぞれ違った楽しみ方ができるように考えながらコンサートを企画しています。

親子の部をやろうとしたのは、この洋館から徒歩5分ほどの所にある平塚美術館では、夏休みには、お子さんにも楽しんでもらえる展示をしていたり、その美術館から徒歩5分ほどのところには、ミニ動物園や遊具も充実した大きな運動総合公園があることから、音楽、美術、運動などを総合的に、平塚で、ご家族で、夏休みの1日を楽しんでもらえたら理想的だと思ったからでもありました。

というわけで、この自主コンサートの時期は、基本的に、夏休みに行っており、内容もしっかりした一般の部、古楽器を使い、古い時代の曲も取り入れながら、手遊びなども入れて楽しんでもらう親子の部の2本立てで行なっています。

そして、地元繋がりで派生して、メンバーの矢野さんの地元、千葉県市川市と、地元以外のお客様にも来ていただきやすいように東京でも行うようになったので、このシリーズは、毎年、平塚、市川、東京で、一般の部、親子の部、それぞれ3回づつ公演を行なっています。

プログラミングは、毎回、国や時代、作曲家などを絞って考えます。

今年の一般の部は、

後期バロックに差し掛かったころのイタリア・ナポリで

主に活躍し、ナポリ楽派の始祖とされている

アレンサンドロ・スカルラッティ(鍵盤作品で知られているドメニコの父なので通称?パパラッティ 笑)の作品ばかりを集め

”愛と情熱のスカルラッティ”と題して。

親子の部では、

”gmtと12か月の音あそび”

と題して、春夏秋冬にちなみ、ヴィヴァルディの四季を

軸にして古楽やヨーロッパの童謡などを集めて演奏しました。

地元に根ざした活動も4年目を迎え、少しづつこのコンサートを楽しみにしてくれている方や、応援してくれる方が出てきたのも嬉しいことです。

得に今年は、平塚市文化課で発行している文化フリーペーパーに取り上げていただいたり、

このコンサートを聴きにきてくださった方からお手紙をもらったりと励みになることがありました。

  また、次回も、お楽しみ頂けるように頑張りたいと思います。

                       ご興味のある方は、是非いらしてください♪

        今シーズンのgmtプチアルバム

市川公演は、こちらも文化財の大正時代に建てられた、いちかわ西洋館倶楽部で。

当時では珍しく、日本人建築家の設計。

今回お借りしたチェンバロを製作した深町さん。

お願いしたら、ノリよく、親子の部の被り物を着けてくれました!

平塚の洋館では、7月半ばでも、まだ、見事にバラが咲いていました。

                    平塚・八幡山の洋館、親子の部リハーサル。

親子の部は、たくさんの飾り付けをします。

今回、使用したリコーダー、クルムホルン、ゲムスホルン。

             東京・初台 近江楽堂にて、親子の部終了後♪

       左から 細岡ゆき 矢野薫さん 小倉麻矢さん なかやまはるみさん


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